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zoom RSS 若い人の支えの話

<<   作成日時 : 2016/05/29 11:55   >>

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先日、東京は武蔵小金井で、地下アイドル活動をしていた、女子大生がファンの男に刺傷される事件が起きた。女子大生・冨田真由さんのtwitterやアメーバブログは、2016年5月29日の現在も公開されていて誰もが読める状態になっている。

ブログには、事件の当日の日付で、今夜9時に事件の現場となったライブ会場に出演する旨が詳細な地図入りで、宣伝文句と共に掲載されている。
テレビや新聞やネットの情報によると、冨田さんは、じぶんの芸能活動(別の場所のオーディションを受ける時間の関係で、ライブハウスの出演時間を我が侭言って午後9時にして貰い、だがその日のオーディションには受からず?早く終了したため、事件現場のライブハウスに午後5時頃に到着したところを、2時間も3時間も待ち伏せしていた犯人に後を付けられ、遭難したとある)。

この人の日記やtwitterを読んで、浮かんできた言葉は「自己顕示欲」「過剰な自己愛」。犯人について想う言葉は「歪んだ自己愛」。見たところ、似たもの同士が互いに事件を起こしたように少し想える。

自分自身を支えるための柱のようなものを、二人は自己愛しか持っていないのだろうと想う。支えは、職業、仕事、勉学の中に見いだすことが出来る。一番に効果のある支えを自分自身に付けるとしたら、それはじぶん以外の人を支える役割をじぶんが持つことだ。

他人を支えることで自分自身が同時に支えられるということだ。女子大生は学業と芸能活動という存在場所を持ってはいたが、それらはすべて、自己愛のみから発せられるもので、他者への配慮はまったくなされていなかったから、遭難したのだと想う。

ここで本のご紹介:

芥川賞・直木賞を昭和10年に、文藝春秋社の社長として設立させた、作家の菊池寛の小説に「形」という掌編がある。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/4306_19830.html

↑青空文庫のWebで公開されています。

赤い鎧をねだった若者と、それを貸し与え、じぶんは黒い鎧で戦場に出て行き、その年長の武士が命を落とす話だ。
「形」あるいは器(うつわ)と言うモノの本当の意味を知ることの大切さを読み取ることが出来る。

植物が成長して実を結び収穫が出来るまでに、農家は支柱を立てたり、覆いや囲いを立てたり様々な支えをする。青年期に入って成人したならば、じぶんの支えはじぶんで作って持つべき努力をすべきだ。自己愛だけでは、成熟する以前にたぶん枯れるだろう。ある意味残酷で、人とはそうしたモノだ。


藤十郎の恋・恩讐の彼方に (新潮文庫)
新潮社
菊池 寛


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支えられ、支え合うモノに家族があります。じぶんは若い時に両親を亡くしたのですが、老いた親は必要とあらば、介護して最後は看取るものです。人はそれぞれ、じぶんの人生を生きる。親も子も、そして共に年を重ねて最後は老いる。ユズリハの木の様に若い葉が出るために老いた葉が落ちるように。順番に人をおくるそれだけの事。
ユズリハ
2016/05/29 15:29

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