沙菜子の本マルシェ

アクセスカウンタ

【Spotlight スポットライト】by CyberAgent

◎米ぬか美人◎

アマゾンで本を買おう

zoom RSS 「老人と子供のポルカ」例えば、四十年前の日本

<<   作成日時 : 2010/10/13 09:22   >>

トラックバック 1 / コメント 0

 日本で大阪万博が開催された1970年に、こんな歌がテレビで流れていた。

 「老人と子供のポルカ」
 
 歌:左卜全(ひだりぼくぜん)とひまわりキティーズ
 作詞・作曲:早川博二

ヨレヨレのお爺さん左卜全が、開口一発
「ズビズバー」と入れ歯の外れそうな声で歌い出すと…
「パパパヤー」とひまわり劇団の子供たちが唱和…

以下歌詞を引用
 やめてケレ やめてケレ やめてケーレ ゲバゲバ
 やめてケレ やめてケレ ゲバゲバ パパヤー

 ラララ ランラン ララララ ゲバゲバ
 ランラン ララララ ゲバゲバ… 

 どうして どうして ゲバゲバ パパヤー
 おお!神様!神様! たすけてパパヤー…

以下二番はゲバゲバのところをジコジコ 三番はストストと言葉を入れ替えて歌い、最後にまた開口一発、左卜全さんが「たすけてくれ〜」と叫んで歌が終わる。

ゲバゲバ」とは学生運動のゲバルトのことだ。学生たちが石や手製の火炎ビンをなげ、ゲバ棒と呼ばれる鉄パイプで、警察の機動隊とケンカをする。大学の在り方や、その改革に不満を持つ、或いは、思想的に共産主義国家の志向を求める学生達が、社会に対して暴力的争いを展開すること。

 前年の69年には、東京大学安田講堂に立てこもった、学生達に向かって、機動隊が激しく放水をかける映像がテレビに流れたりした。タレントのテリー伊藤さんは、ゲバルトを見に行って、目を負傷したと言われる。内ゲバとか言って、仲間同士でケンカをしたり、一般の交通道路で、デモ隊を組んで、おしくら饅頭のようなスクラムで警察に対抗する小競り合いをしたりなんてのが日常茶飯事だった。

ジコジコ」は、高度経済成長期の当時の日本は、「交通戦争」と呼ばれるほど、交通事故が多発した。この頃から航空機事故なども目立つようになる。

ストスト」これもひどかった。主に鉄道のストライキの事を指す。当時の国鉄(今のJR)それにならって私鉄各線や路線バスも、朝から従業員が労働組合の指導の元、職場放棄をして、全員が仕事に就かなくなる。電車が止まるから一般の会社員は、会社へ行こうとして、あるものは何か別の交通手段を求めて奔走する。ツワモノになると線路の上を多くの人が歩く。どうしても行かれないサラリーマンはその日、会社を休む。

当時の日本は、景気が良かった。高度経済成長期に生まれた言葉には、「モーレツ社員」「はたらき蜂」欧米の人からは「日本人はエコノミック・アニマル(経済の事しか頭にない動物)」と揶揄された。

社会問題として当時、「公害」というのがあった。これはそれこそ「Oh!猛烈」な酷い話だ。

 昔のテレビには、この歌の様な「風刺(ふうし)」の効いた番組があった。お笑い番組でも、ウクレレ歌謡漫談の牧伸二とかが、世相を皮肉って批判した芸を見せ、人々の笑いをとっていた。

 今の時代、テレビでも学校でも職場でも、もっと冗談を言って、ユーモアのある話題で、人生の悩みや憂さを笑い飛ばすようなことがあってもいいと思う。昔の人は、痛いジョーク(現実)を笑いの力で跳ね飛ばす、体力があったと思うね(笑)






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
沙菜子の本マルシェ “こころ”ログ (記事集)
聖橋にて…(檸檬) http://36sanako.at.webry.info/200806/article_1.html ...続きを見る
沙菜子の本マルシェ
2016/01/26 08:54

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
コメントはどなたでも書き込めます。管理者の確認の後、公開表示になります。私信としてもお使い頂けます。

リバテープ製薬

人気ブログランキングへ

沙菜子のtwitter

和敬静寂Blog

You Tube
沙菜子チャンネル

プロフィール

お名前.com

BIGLOBEモバイル

「老人と子供のポルカ」例えば、四十年前の日本 沙菜子の本マルシェ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる