沙菜子の本マルシェ

アクセスカウンタ

【Spotlight スポットライト】by CyberAgent

【沙菜子の喫茶室】

zoom RSS キジも鳴かずばと、人の春

<<   作成日時 : 2009/11/22 08:33   >>

トラックバック 1 / コメント 0

画像 
 日本の寒村に伝わるお話。貧しい村では村人は食事にヒエやアワを食べている。ある家に女の子がいて、最近元気がない。その父は、女の子のために庄屋の家に年貢のために村人が蓄えている白米や小豆のあるのを知り、それを少しずつ、かすめ盗み取り、女の子に赤飯にして与えていた。春の近い頃、元気になった女の子は手毬をつきながら、白いまんまを食べた、赤いまんまを食べたと歌に唄って遊んでいた。それを聞いた村人は、その子の父が庄屋の家から盗みをしていた真相に気づく。村では雨の季節になると川が氾濫をする。その治水のために堤防や橋の工事をする。その治水工事が上手く行くようにと、生きた人間をそのまま川の中に埋める人柱を立てることにする。女の子の父親がその人柱にされてしまった。自分だけがおいしい思いをしたなどと、歌に唄ったりしなければ、女の子の父は捕まることもなかったろうに…。キジも鳴かずば…。
 
 日本の国鳥でもある雉(キジ)は、野性の山によく生息する。春が近づくと繁殖の時期が来る。動物が交尾をする恋の季節だ。オスの雉はメスの雉を求めて、求愛の鳴き声をかん高くケンケーンと上げる。するとそこに雉がいるのを知らせ、猟師の鉄砲に見つかって、撃たれてしまうのだ。(キジも鳴かずばうたれまい)

 以上の話を昔、じぶんは創立70年をむかえた公立女子高校の謝恩会の出し物として見た。児童グラブの後輩が影絵のステージにして卒業生達に見せてくれていた。「キジも鳴かずばうたれまい」なのである。じぶんは何か青春の時期に巣立つ若い人に向けてのそこにメッセージがあるような気がしてそれを見ていた。年頃の娘さんは、人生の春が来たからと言って、つつしみを忘れてしまっては、危ないということだと悟ったのだ。

 島根県で女子大生が惨殺される事件があった。親元を離れて暮らし、キャンパス・ライフを始めてから、わずか半年の事件だという。将来の夢の資金にしようとアルバイトで、アイスクリーム屋のお店に夜遅くなるまで働き、暗くさびしい夜道を長い時間かけて帰っていた道中での出来事だという。防犯カメラなどの情報によれば、彼女は駅前繁華街ですでに消息が途絶えたともある。或いは、知り合いの車にでも乗って送って貰おうとしたのか?アイスクリームを売るお店で働くのであれば、人の目に多くふれる。彼女を好奇の目で見ていた複数の若い男性の存在もあると週刊誌の記事にある。

 「キジも鳴かずばうたれまい」人生の春の来た喜びを安易に、無防備に外へ表す事には注意を払いたい。自分の身を控えて慎むことを知らなくては、若い女性は特に危ないですよ…。男性が女性と結合しようとすることは、人間という生き物が子孫を残すために備えた「本能」であるから、それは当たり前の自然の情動だ。しかし、今の世の中なんでこんなにゆがんでしまった事件が多いのだろう。結合の情動を上手く達成させることが出来ずに、無理を働き女性を安易に殺してしまう事件が後をたたない。輪姦なんて言葉は昔からあった。一人の女性を複数の男性が取り囲んで廻して強姦する。それを今では殺して遺体をバラバラに切断するというのか…。人の春。青春とは残酷なものだ。


青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫)
講談社
五木 寛之


Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
沙菜子の本マルシェ “こころ”ログ (記事集)
聖橋にて…(檸檬) http://36sanako.at.webry.info/200806/article_1.html ...続きを見る
沙菜子の本マルシェ
2016/01/26 08:54

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
コメントはどなたでも書き込めます。管理者の確認の後、公開表示になります。私信としてもお使い頂けます。

follow us in feedly

人気ブログランキングへ

沙菜子のtwitter

和敬静寂Blog

You Tube
沙菜子チャンネル

プロフィール

ENEOSでんき

東急百貨店

アフィリエイトのA8.net

BIGLOBEスマホ

グーペなら
ホームページに加えて、
お店専用アプリも作れます!

GMOペパボ

キジも鳴かずばと、人の春 沙菜子の本マルシェ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる