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zoom RSS 仕事と自己愛について

<<   作成日時 : 2009/08/20 09:49   >>

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 二十歳の成人式を済ませてまもなく、じぶんは病気になって学校を中退した。だから新卒社会人というものには、なれなかった。そして若い頃に10種類以上の職場を経験した。就職、仕事、働く、役(やく)を貰う、お勤め…。高校生から大学入試の頃、自分の「天命」ってなんだろうとか漠然と考えていた。好きな事でメシを食べるのだとか、中学生の頃からよく口にしていて、物書きのような仕事をしたいと思っていた。
 
 49歳の今になって思うことは、仕事とは「お勤め(おつとめ)」の事だと気づいたことだ。仕事という文字を解読すると「仕える(つかえる)こと」と書く。「仕」は奉仕のシである。「奉仕」の奉はたてまつると読む。奉仕はボランティアのことでもあるが、「たてまつって、つかえること」である。金八先生の武田鉄矢の母が息子に言った言葉があって「働く」とは、端にいる人が楽をする。つまり他人様に楽をさせるから「はたらく」だといって、“フォークソング狂いのバカ息子”を諭したのだという。(母に捧げるバラードの歌詞を参照)
 
 さて「お勤め」である。うちの駅前の商店街は昭和の高度経済成長期に、華やかに商い(あきない)をしていた。平成の今は、ほぼシャッター通りのようではあるが…。商売が順調に儲かっていた時代に、じぶんがそこで耳にした言葉が「奉仕券」だとか「奉仕会」「お勤め品」なんて言葉。今でもスーパーが見切り品の商品などに安い値札をつけて「お勤め品」なんていうこともある。どれも商売人が、消費者にむけて奉仕を提供するとか、商いを勉強してお勤めするとか言っているのである。つまり「端楽(はたらく)」だ。
 仕事とはつまり、最終的には自分が報酬としての金銭を受け取る訳だが、お金以外の眼に見ない環境のような報酬を得ることだってある。(例えば家の手伝いのような)。仕事のその業務内容の本質とは、自分のためではなくて、他人のために奉仕することだ。そして、「お勤め」という言葉には、ちょっとむなしい、つらい響きもある。お寺で修行僧が朝起きてやる「行」をお勤めという。その行為(業務)自体にあまり意味はない。(経を読むとか、ただ座るだけとか)ただ、(つとめにつとめる)それだけの時間の経過にすぎない。
 
 自己愛の強い若い人は、自分の将来の展望だけに興味関心があって、出来ることなら自分を中心に世界が回って欲しいと思っている。それだと自分一人だけということで、人間、孤独になっちゃうよ(笑)。それで周りの人が自分を理解してくれないといって、悩んだり恨んだり…。
 中々職に就くことが出来ない人は、自分の賃金のことは、二の次で他人に奉仕する働かせて頂く、私ごときが、お役に立てるのかな?と思って取り掛かるのがいい。奉仕が成功すれば、はたがらくすることであり、それを省みると自分が役に立つことである。役が貰えるということは、即ち報酬にもありつけるってことだ。役を働けば家の中でも自然と自分の居場所が決まる!。
 「お勤め人」と言えば、昔のオバサンなどの感覚で言えば「堅い会社員」の人をさしていた。結局サラリーマンとは、案外楽に役が貰えて、シンプル(簡易)に生きられるポジションだと自分などは思う。若いと自分の才覚を意識してしまうが、例えば物書きのような自営業でしなければならない苦労は、レールの上のおつかえ人の勤め人にはない。会社行って、その役を(業務)をこなして、タイムカード押して一日を終えることが出来る。

“行をつとめる”(勤める、努める、務める、勉める)って感覚は、シンプルだけど自分を研鑽することで、充実感が生まれる。自分の才能を他人と比べるのではなく、友達よりも上司に認められて金を一杯稼ぎたいとかではなくて、自分の中の「のびしろ」が長く増えていくことの方が、年を経るとすごく貴重なことに思える。内面が充実すれば、やがては外回りの金銭でもそれなりにともなって、不自由しなくなる。(おつとめは、めぐりめぐれば結果自分が、儲かるってことだ)(ほんまもんの商い=あきない。商人=あきんどは、みんなそうしている。商いは飽きないでやれだ!他人を楽させることが肝要…)

年齢を経るとわかる。【メメントモリ】とはフランス語で自分の死を考えてみよだ…。

「職業(仕事)は、その人の人生の背骨」
(…哲学者、ニーチェの言葉)

「人は感謝と奉仕で生きる」
(…日本の戦時中にある学校を創立した人の言葉)

お勤め人、万歳!

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